会社辞めるってよ。
みなさん、こんばんは。
ブログの運営自体は今年こそWordpressでやろうと思っているのだけど、雑多に自分の思いを書き留めるのは「はてなブログ」でやろうと思います。
特に目的はないのですが、自分が感じたことや考えたことを言語化して、思想をスッキリさせたいというイメージ。
もし見てくださる方がいらっしゃって、意見などあれば交換もしたいな…という緩い感じです。そういえば、URL残っていたよね…と思い出して久しぶりに投稿します。そしてペンネームを”ぱくしー”にしました。昔NHKでやってたアニメなんだけど分かる人いるかな?結構、顔が怖いんだよね。よかったらググってみてください。
さて、2021年も終わり、気づけば2022年が始まっていました。もう1月も後半に差し掛かっているなんて…1ヶ月の早さは光の如く。
私にとって2021年は「会社を辞める」という大きな決断を下した1年でした。
新卒で入り、7年弱勤務した会社・部署(異動は少ないので一度も経験なし)を離れる決断自体はあっさりでしたが、その決断に至るまで紆余曲折あったかなと思います。今日は辞めたトリガーになった話について思い出しながら書いてみます。
新卒で入った会社は超日系企業でいわゆる世間ではJTC(*)と言われる大手企業でした。(* Japanese Traditional Company)
総合的に見て私は人に恵まれていましたし、比較的ホワイトな環境で仕事もできていたのかなと思います。特にここ数年は働き方改革を謳っていて、「働き方」はそこまで改革されてないけど、「労働時間の制限」は厳しく管理をされていたと思いますので、休日出勤や深夜残業は少なくなっていたかなと。
とはいえ、やはり入社当時はそのような意識が日本社会・会社の風土としてもあまりなかったので数年は深夜まで働いたこともありましたし、配属ガチャもあって部署によっては終わるまで帰れないようなところもありました。
2020年くらいになると少しずつ風土改革や見直しもあり、改善した部分もありましたが、やはり組織が大きすぎるということもあり。結局、根本的な改善はすぐにできないため、制度や仕組みのハード面から無理矢理変えていたように思います。そうすると、労働時間は強制的に制限されるけれど、実際の業務でやることは大きく変わっていないという現象が起こります。最終的に終わらない仕事を誰かが吸収せざるを得なくなり、「仕事ができる人」に仕事が集中してしまうという現象に陥っているように感じていました。
私は自分が「仕事ができていた」と言える自信はありませんが、とにかく一所懸命でした。自分なりに必死で考えて、いろんな人とできるだけコミュニケーションをとって各プロジェクトに取り組んでいたと思います。正直、頭がないのでそうするしかなかった。だけど、6年以上同じ部署で同じ顧客担当をしているとありがたいことに、実績と経験から「**といえば、ぱくしーさん」と頼ってくださる方が増えてきたのは事実でした。
それは本当に嬉しくて誇らしい経験であると同時にやはり業務量が増えてしまうので捌けなくなる時がありました。(他の部署の仕事も自分でやっていたことや後輩の教育指導までやっていたのも原因でした)
しんどい時こそ成長する時なのですが、とはいえ、どうしてもしんどくてたまらない日が続いたとき、私が感じた疑問(及び不満)は以下の通りでした。
・私より職制が上のマネージャー(たち)が私よりも給与をもらっているのに「マネージャー」として機能していない。
・何よりその人(たち)定時で帰っている(ていうか定時時間内、ほぼ何もしていない?)
流石に「まずいな」と思った私はチームミーティングを定期的に主催したり、時には業務分担を(言いにくいけど)依頼したりするようにして、チームのバランスを取るように努めました。でもその準備をしたり、気を回すことにも手が取られてしまって。そこでもう一つ思ったことが、「これって私の仕事?」ということです。
そもそも、チームマネージャーはチームの業務全体を把握して、適正に業務を管理・進行させる役割についているはず。なのにそれを私がやっている。おかしい。この人、年収は私よりも多い。なのにそもそも各担当者の業務内容も把握できていないってどういうこと?という不満が爆発してしまったんですね。
ここで企業としての問題は以下だと考えました。
・各役職の業務範囲が明確でない。
・年功序列で何もしていない人も給料がもらえる(能力ほぼ関係なし)
・更に上の管理職が全体マネジメントに回りきれないほど多忙
とはいえ、一応擁護すると、全く何もやってくれなかったわけではなく助けてくれる時もありました。ただ私が想定するマネジメント業務は一切されていなかった。もしかしたら私が理想が高いと言ってしまえばそうなのかもしれません。
しかし、「私はこれだけやっているのに」という気持ちがどうしても拭えず、それに対してすごくフラストレーションを感じてしまった。おまけに、それは特定の一人に対してというわけではなく、約7年間で数人そういう人たちと遭遇してしまった。改善活動は試みたけど、結局、自分か別の誰かがそのポストの人の分まで業務を吸収することしか解決策にならず…(これは私の力不足もあると感じている)。
更には「私はこれだけやっているのに」という気持ちを抱く自分も嫌でした。その仕事が好きではなかったから(情熱を注ぎたい分野ではなかったから)そう思ったのかなとも思います。この段階に来て、学生時代にもっとキャリアと向き合えばよかったと後悔もしました。学生の皆さんは今から色々考えておいて欲しいと切実に伝えたいです。
しかし時間は取り戻せないので、前を見るしかありません。これらの経験から仕事について今の私の軸は以下の通りだと思います。
・成果報酬あるいは正しい評価をしてくれる仕事につきたい。=少なくとも誰からみても明らかにアウトプットがない人より給料が低いという環境は避けたい。100%は難しいのは承知の上で。ただ、適切な評価だったとは思えないので。
・情熱を注げる分野で仕事をしたい
・嫌な人(あまり人は嫌いになりませんが、差別する人や偏見がひどい人は避けたい)とは仕事をしたくない
今は一旦、この軸でお仕事をしたいと思っています。
仕事自体を辞めるということは私にとっては考えづらいです。やっぱり自己実現の手段でもあり、社会に対して何かできることはないのかなと思っているからです。こんな私でも、やはり誰かのために立てるように生きたい、せっかく生きてるのだから、と思っています。
しばらくフリーランスとして生計を立てる予定ですが、また何か新しいことを見つけてやり出すと思います。今からたくさん勉強をして、感性を磨いて、もっと人間的にも成長したいと思っています。(まだまだだと毎日思っています)
まずはこれからがスタートなので、2022年は来年に向けて芽を出すために畑を耕そうと思います。まずは目の前のことをコツコツやることと、謙虚に周りに感謝して生きていきたいと思います。
約7年間の会社員生活で感じたこと、学んだこと、考えたことは山ほどあって、これらをまたテーマに分けてコラム的に書いていこうと思います。
今日はこれで終わります。おやすみなさい。